弾劾裁判とはどんなもの?

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三権分立を基本としている日本の統治システムにおいて、行政権、立法権と様に

 

司法権についてもその独立性は保証されています。

 

したがって司法をつかさどる裁判官は他の権力から干渉を受けることのないように

 

強い身分保障を受けていますが、人間であるからにはその身分にふさわしくない

 

行為を犯してしまう場合も当然考えられます。

 

そのような場合に裁判官を罷免させるかどうか判断する裁判所が弾劾裁判所なの

 

です。

 
この裁判所は憲法の定めにより国会が設置している常設の機関です。

 

衆議院と参議院の国会議員14名により構成されています。裁判は一般に公開さ

 

れ、裁判員の3分の2以上の賛成があれば罷免が宣告されます。

 

通常の刑事裁判と異なり上訴の制度が無いため、即時に判決が確定します。

 

またこの裁判は過去に罷免を宣告された者の資格を回復させるかどうかを裁判す

 

る機能も有しています。

 

我が国においては過去に9件の裁判が行われており7名が資格を失っています

 

が、そのうちの3名はのちに裁判によって法曹資格を回復しています。

 

最近では電車内で盗撮行為を犯した大阪地裁の判事補が、2013年4月に罷免

 

の判決を受け法曹資格を失った裁判が記憶に新しいところです。